仕事の方はともかく、個人開発の方はあんまり進んでないので、Godotについて書くことがありません。……困った。汗
でもこのままじゃブログスペースがもったいないので、最近作業環境のアップデートを試みている話でも書いてみます。
例のごとく、テキストを書き連ねることでストレス解消につなげよう、という試みの一環です。
MacbookPro M4 Max(14インチ)を買いました
ちょっとカスタマイズして買っただけで、70万円超え……
いや〜、高いっすねぇ……
(持ち運ぶことが多いので、今回初めてAppleCare+もつけちゃいました)
独立したての頃に、20万円のMacbookProをドキドキしながら2年ローンで買った日が、今となっては遠い記憶となってしまいました。
円安とはいえ、高いっすねぇ……(二度目)
ただまぁ、MシリーズになってからのMacbookは個人的にハズレ無しの印象なので、買うと決めてからの迷いは一切なかったですね。
自分の場合、M1UltraのMacStudio、M1MaxのMacbookPro(16インチ)、M2 MacbookAir、と3台のMacを持っていたので、そこを今回、M4 Max のMacbookPro1台に集約したって感じになります。
ちなみに使わなくなった3台は全て某フリマアプリにて手放しました。
実を言うと、新しいMacbookProの購入に充てた金額は、その売上だけで十分にペイできた感じになります。
……で、実は多少の余剰資金ができたので、さらなる作業環境のアップデートをすることに踏み切りました。
Mac以外に使用してる機材
Macbookとほぼ同時期に買いそろえたのは以下の通りです。
- FlexiSpot Q2L 購入価格 43,000円ぐらい
- Moft 多機能キャリーケース 購入価格 7,000円くらい
- Keyball39 購入価格 38,000円くらい(フリマサイトで組み立て済みを買ったのでちょっと高くなりました。でもまだ届いてない。届いたら感想書きたいです)
- CalDigit TS4 購入価格 50,000円くらい
ほかに、すでに持っていたもので最近活躍してるもの
- HHKB Hybrid
- Kensingtonのトラックボール
- ハーマンミラー エンボディチェア
- フットレスト(リンク張ろうと思いましたが、サクラチェッカーで危険と出たのでやめておきます)
- タブレットスタンド(これまたサクラチェッカーで危険と出たパチモン)
- iPad Pro M4 13インチ + Apple Pencil Pro
- ESR iPad Pro 13インチ ケース
今は手放してますが、アーロンチェアとかfantoniの馬鹿でかい机とかもかつて持っていたので、恐らく社会人になってから現在までに、作業環境構築のためにかけたお金は100万円はくだらないかと思います。
(もちろんパソコン本体の価格は除いて。それ入れたら500万円ぐらいですかね)
主に自宅で働くことの多いオフィスワーカーとしては、これぐらいお金かけるのが普通だと思っているのですが、まームダなお金も多く使ってきましたね……
しかしそんなにお金と時間をかけて理想の作業環境を追い求めているのに、これがまあ、難しいこと……
未だに長時間作業していると肩や首に違和感が生じてくるので、まだ理想系にはほど遠いなーと感じてます。
自分が作業環境に求めていること
とにかく腰を痛めないようにしたい = 椅子へのこだわり
親類縁者にヘルニアを患っている人が複数おり、異口同音に「腰は大事にしろ」と言われてきたので、強迫観念にも似た気持ちで腰を大切にしています。
年一で旅行も行けない貧乏人なのに、アーロンチェアやエンボディチェアのようなトンデモ価格の椅子を買っているのは、こういうわけです。
椅子の座り心地とかは正直よくわかんないです。
ぶっちゃけ、いちばん高いやつ買えば間違いないだろ、という思考停止状態で購入しました。
ただ、かれこれ10年近く自宅ワーカーしてますが、未だに腰の痛みに悩まされることなく生活できているのはひょっとしたら高い椅子のおかげかも知れません。
ありがとう、ハーマンミラー!
ちなみにエンボディチェア、2年ぐらい使っていますが、ずっと届いたままの状態で調整せずに使っていたことに3日前に気づきました。汗
背もたれの固さとカーブをきちんと調整したら、いっそう疲れなくなりました。
もっと早く、ちゃんと調整してればよかった。
なるべく手は動かしたくない = キーボード&トラックボールへのこだわり
トラックボール
まずトラックボールについて。
10年ぐらい前、DTMに軽くハマっていたとき、サンレコかなんかの雑誌に中田ヤスタカさんの作業環境が載っていて、そこで初めて「トラックボール」という存在を認識しました。
それまでも「そういう道具がある」ことは知っていたのですが、なんとなく特殊な作業用のもので、一般用途には「マウス」を使う方がよいのだろう、と思い込んでいたんですよね。
でも、憧れの中田ヤスタカさんが使っているのならさぞかし素晴らしい道具なのだろう、きっとそれを使えば、俺にもエモくてブリブリのベースラインが書けるようになるに違いない——そう考えた次の日には、ビックカメラで1.5万円ぐらい出して買ってました。
デカい作業机の上に、ドン、と置かれている丸い玉のインパクトが、当時の自分にはすごくかっこよく見えたんですよね。
で、それからはもうトラックボールの虜です。
この10年間で自宅用にマウスを買ったことは、1回だけです。
マウスを使うゲームを遊ぶために、どうしてもほしくなって980円の激安品を買ったのみ。
かたや、トラックボールは、今使っているので4代目です。
いずれもKensington。
……考えてみると、トラックボールだけでもう8万円ぐらい使っているかも知れません。
トラックボールの何がいいかって、とにかく「手を動かす範囲」がマウスと比べてめちゃくちゃ少なく済むってところにつきますね。
あとは、常に定位置に存在してるために、完全に無意識に操作することができるってところも気に入ってます。
マウスだと、手を伸ばした時に視界の隅っこで今どこにあるのかを認識しないといけないですよね。
(それが煩わしく感じるのは自分だけかな)
とにかくトラックボールは手(というか腕?)に優しい道具です。
自分がそこまで肩こりひどくないのは、トラックボールのおかげかも知れません。
……え?
肝心の「エモくてブリブリのベースライン」は作れたのかって?
ははは。いやだなぁ、お客さん。
それができたんなら今こうして売れないゲームクリエイターなんてしてませんて。ははは。
キーボード
ちょっと前まで、自宅では「Realforce R3」を使っていました。
打ち心地はよかったです。
しかし、自分にとってはいささかキーボード自体がデカすぎました。
キーボードの右側に置いたトラックボールに手を伸ばす度、「あぁ、遠い」と思ってしまう状態は、自分にとってめちゃストレスでした。
もともとその前に、コンパクトなHHKBを使っていたので反動ってこともあるかも知れません。
自分にとって、Realforceの方がHHKBより優れている点があるとするならば「Fnキーが存在する」ぐらいでしょうか。
ゲームのデバッグ時にFnキーをよく使うので、その点だけはよかったです。
3万円以上出して買ったのでがんばって2年使い続けましたが、ついに限界が訪れました。
先日、ずっと眠らせていたHHKBをなんとなく引っ張り出してきてRealforceと交換してみたら、なんと打ちやすいことか。
Fnキーがうちづらいことなんてもうどうでもよく思えるくらい、最高のサイズ感と打ち心地です。
こんな素晴らしいキーボードを、2年間も眠らせておいたなんて……
もうしばらくはHHKBのままでいいか、なんてつい数日前まで思っていました。
……が、そこで満足しないのが無駄遣いの鬼たる自分の真骨頂です。
というのも、HHKBに切り替えてからしばらくして微妙に首回りの疲れを覚えるようになってきまして……。
その理由を考えてみるに、左右の手を極端に内側に向けてタイピングしているからなんじゃないかと思い始めまして。
で、世の中には「左右分離型」というキーボードが存在してることを知りまして。
さらには、なんと、キー数が39個しかない極小サイズの「Keyball39」というとんでもアイテムがあるとも知りまして。
しかもこのKeyball、なんとトラックボールがキーボードに悪魔合体してるらしいんですよ。
……これ、控えめに言って素晴らしすぎないですかね!?
RealforceからHHKBに変えたことでトラックボールへの導線が20cmから15cmに減って喜んでたところ、Keyball39を使えば、さらにそれを0cmにまで縮められるんですよ!?
いやまじ、これ究極じゃないですか。
ネットによれば、操作に慣れるまでめちゃくちゃ大変、という話らしいのですが、そこはそれ、手の疲れ軽減のためにローマ字入力から親指シフト入力に切り替えた経験のあるこの私ならば乗り越えられるはず、という根拠のない自信がありまして。
……で、キーボードとしては自分史上最高値の38,000円という高額商品を購入してしまった、というわけです。
(自作が必要なキーボードなので、もし一から自分で作っていたとなると、はんだごてセットなども必要になり、5万円以上かかっていたかもしれないです)
ただこれを書いている現在、まだKeyball39が手元に届いていないので、実際使いこなせるかはまったく分からない状態です。
でもめちゃくちゃワクワクしてることだけは確かです。
私はひょっとして、こうして無駄遣いして、使いこなせるかどうかもわからない高額ガジェットを買うためにだけ、仕事をしているのかも知れない。
……仕事道具を買うために仕事をこなし、仕事をうまくこなすためによりよい仕事道具を買う。
……なんという、無限参照でしょうか。
数日中には手元に届く予定なので、その後しばらく使ってから、なるべく早い内に感想記事を書き残しておきたいなぁ、と思っていたりします。
……てなわけで。
とくに書きたいことがあったわけじゃなく、テキストを書くことが目的で書き始めた記事ですが、さすがにだらだらと長くなりすぎてしまったのでこのへんで切り上げます。
最後に一言だけ。
キーボード選びを無限にくり返してきた結果、形状以上に「入力方式」が疲労感に直結することがわかり、数年前に「ローマ字入力」から「親指シフト」にチャレンジして、何度か挫折したあげく、今は基本、親指シフトだけで生活しています。
一言だけと言いつつけっきょく長文になってきていますが、最終的に何が言いたいかというと、「親指シフト、いいぞ! みんなもっと親指シフトについて知ってほしい!」てことです。
軽く調べた感じ、がんばれば自分で「親指シフト専用キーボード」とか自作できるみたいですね。
Keyball39に慣れた頃にチャレンジしてみてもいいかもな〜。
(しかしKeyball39で親指シフトが使えるのかどうかは、調べても情報がなかったので未知数。まーキーバインドがかなり細かくカスタムできるらしいので、Lacaileと組み合わせればいけるんじゃないかと勝手に思ってますが、どうなんでしょうね)
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